子どもを遊ばせる小谷梨乃さん。「安心して子どもを産み育てられる社会に」と求める=19日、岐阜市内
草刈り機の手入れをする伊藤正覚さん。米価の安定を望む=19日、海津市内
「コメを買うことができない現状をどうにかしたいと農業への興味が芽生えた」と話す野尻一誓さん=19日、各務原市内

 20日投開票された参院選では、物価高騰やコメ不足など、岐阜県民の暮らしに直接影響を及ぼす問題が争点となった。一票を託した県内の有権者に声を聞くと、「暮らしが良くなることを願い、この人ならと思う候補に投票した」「私たちの声を聞いて真摯(しんし)に取り組んでほしい」といった、切実な訴えや政治に不信感を抱く声が目立った。...