連休明け22日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台前半で取引された。
午前10時現在は前週末比1円29銭円高ドル安の1ドル=147円48〜49銭。ユーロは63銭円高ユーロ安の1ユーロ=172円37〜40銭。
20日投開票の参院選で非改選議席を含め与党が過半数割れしたものの、石破茂首相が続投を表明。すぐには野党が主張する財政拡張的な政策はとられないとの見方から、円を買ってドルを売る動きが優勢だった。
市場では「財政悪化への懸念はいったん和らいだが、今後は政権運営の不透明感が意識され、円売りが進む可能性もある」(外為ブローカー)との声があった。