自民党の木原誠二選対委員長は22日のBS11番組で、参院選大敗の検証を党が終えた段階で辞任する意向を表明した。「逃げるわけにはいかない。検証に参加した上で辞めたいと思っている」と述べた。河野太郎選対委員長代理から22日に辞表が提出され、了承したとも明らかにした。
木原氏は21日夜のBSフジ番組で「選挙責任者なので、分析、検証した上で、しかるべきタイミングで自分の身の処し方を考えたい」と辞任を示唆していた。首相は21日の記者会見で、党執行部の辞任について「現時点で考えているわけではない」と否定していた。
木原氏は、岸田文雄前首相の最側近として知られる。