石川県は23日、能登半島地震の災害関連死に関する審査で、新たに11人を認定すると決めた。関連死は新潟、富山両県の13人を含めて計408人となる見通し。地震による死者の累計は、建物倒壊などによる「直接死」228人と合わせて636人に上る見込みとなった。
七尾市、輪島市、加賀市、穴水町が計18人を審査。認定が決まったのは七尾市5人、輪島市5人、穴水町1人。各市町が近く正式に認定する。
輪島市と穴水町の計5人は、地震と死亡の因果関係が認められなかったとして不認定となった。輪島市と加賀市の計2人は審査を継続する。