半導体製造装置大手の東京エレクトロンは31日、2026年3月期の通期連結業績予想の純利益を従来見通しの5660億円より約2割少ない4440億円に下方修正すると発表した。半導体メーカーによる設備投資計画の遅れなどを踏まえた。売上高も従来予想から約1割減の2兆3500億円に引き下げた。

 一部顧客のロジック半導体投資の回復や、中国での投資の動きが当初の見込みより低調だったため、業績予想を修正した。