【ニューヨーク共同】1日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5日続落し、前日比542・40ドル安の4万3588・58ドルで取引を終えた。米雇用減速に伴う経済の先行きへの警戒感が広がった。前日終値からの下げ幅が800ドルに迫る場面もあった。
7月の米雇用統計は非農業部門の就業者数の伸びが市場予想を大幅に下回り、失業率も前月から悪化した。トランプ米大統領が各国・地域に対する関税措置に関する大統領令に署名したことも、相場の重荷となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、472・32ポイント安の2万0650・13だった。