ロシアのミサイルとドローン攻撃で炎上する車=7月31日、キーウ(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、ロシア軍が7月だけで3800機以上のイラン製無人機シャヘドやミサイル約260発でウクライナ各地を攻撃したと明らかにした。5100発以上の滑空爆弾も使用したとしている。

 NGO「セーブ・ザ・チルドレン」は今年上半期にウクライナで373人の子どもが死傷し、昨年同期比で約40%増えたと指摘。無人機やミサイルによる攻撃の急増が影響していると警鐘を鳴らした。米シンクタンク、戦争研究所は7月31日、ロシアが制圧を主張した東部ドネツク州の要衝チャシフヤールについて「近日中に制圧を完了する可能性がある」との見方を示した。