男子110メートル障害で優勝し、喜ぶジャコビー・サープ=ユージン(AP=共同)

 【ユージン(米オレゴン州)共同】陸上の世界選手権東京大会の代表選考会を兼ねた全米選手権は3日、米オレゴン州ユージンで行われ、男子110メートル障害決勝は19歳のジャコビー・サープが13秒01で優勝した。今季世界最高記録を持つコーデル・ティンチが0秒02差の2位。前回王者として既に世界選手権の出場権を持つグラント・ホロウェーは決勝を棄権した。

 200メートルの男子は世界選手権3連覇中のノア・ライルズが今季世界最高の19秒63で制し、100メートルを勝ったケネス・ベドナレクが19秒67で2位。女子はメリッサ・ジェファーソンウッデンが21秒84で快勝し、100メートルとの2冠を達成した。