週明け4日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅続落した。前週末終値からの下げ幅は一時900円を超え、取引時間中として約2週間ぶりに節目の4万円を割り込んだ。米雇用統計の結果を受けて米国の景気減速への懸念が拡大し、輸出関連株や金融株を中心に売り注文が膨らんだ。外国為替相場の円高ドル安進行も重荷となった。
午前終値は前週末終値比664円63銭安の4万0134円97銭。東証株価指数(TOPIX)は41・13ポイント安の2907・52。
米国の7月の雇用統計は、非農業部門の就業者数の伸びが市場予想を大幅に下回った。