【ホノルル共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手と広告契約を結んだハワイ州の不動産開発事業から不当に排除されたとして、投資家ら2人が大谷選手とその代理人を務めるネズ・バレロ氏に損害賠償を求め、州の裁判所に提訴した。排除により、得られるはずだった数百万ドルの利益を失ったとしている。提訴は8日付。

 訴状によると、2人は2023年、ハワイ島の不動産開発事業で大谷選手と広告契約を交わした。バレロ氏が事業に参画する不動産投資会社に対し2人を事業から排除するよう圧力をかけ、同社が先月、事業から外すと2人に通告したと主張している。