石川県は12日、能登半島地震の災害関連死の審査で新たに8人の認定が決まったと発表した。地震の関連死は新潟、富山両県の13人を含めて425人となる見通し。地震による死者の累計は、建物倒壊などによる「直接死」228人と合わせて653人に上る見込みとなった。

 昨年9月に発生した記録的豪雨についても12日、輪島市の2人が関連死に認定されることが決まった。豪雨の死者は、市の正式認定を経て19人となる見通し。

 地震の関連死では七尾市、輪島市、穴水町が計16人を審査。認定が決まったのは七尾市3人、輪島市4人、穴水町1人。各市町が近く正式に認定する。