鹿児島県警本部=鹿児島市

 鹿児島県警は13日、道路で誤った交通規制を実施し、本来対象とはならない139件を摘発していたと発表した。違反点数を取り消し、反則金83万873円を返還した。

 県警によると、2018年4月〜22年8月、県公安委員会の決定を得る前に、3車線以上の道路でミニバイクの2段階右折をしない運転手を摘発するなどしていた。これとは別に、約3千カ所で必要な標識を設置していないといったミスがあったという。

 岩城孝志交通部長は「再発防止のため指導を徹底する」とのコメントを発表した。