【シドニー共同】オーストラリアのプロサッカーリーグの試合で故意に反則行為をして賭博で不正に利益を得るなどの罪に問われた選手、檀崎竜孔被告(25)と、友人の学生、平山勇太被告(27)の初公判が13日、メルボルンの裁判所で開かれた。両被告の弁護人は、それぞれ起訴内容を認めた。22日に判決公判が行われ、裁判所は罰金刑を言い渡す見通しだ。
弁護人は「檀崎被告は深く恥じ、心の底から後悔している」と述べた。
起訴状や検察側の冒頭陳述によると、2人は共謀し、檀崎被告が試合でわざとイエローカード(警告)を受け、平山被告がオンラインのスポーツ賭博で檀崎被告への反則カードや、チーム出場選手の反則カードの多さを当てることを計画。4〜5月の3試合で計約1万5900豪ドル(約150万円)の利益を不正に得た。