【ブリュッセル、ウィーン共同】欧州連合(EU)と欧州6カ国の首脳は16日、米ロ首脳会談を受けた共同声明で、米ロにウクライナを加えた3カ国首脳会談の実現に向け、欧州として支援する考えを表明した。

 欧州諸国からはウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領が欧米の分断を図っていると警戒し、結束を訴える声が上がった。

 ロイター通信によると、ノルウェーのアイデ外相は、プーチン氏が「従来の主張を繰り返し、侵攻を正当化した」と非難。ロシアへ圧力を強め「代償を払わせるという明確なシグナルを送ることが重要だ。全ての同盟国と共に分断を避けるあらゆる努力をしなければならない」と訴えた。