21日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続落し、前日終値からの下げ幅は一時200円を超えた。前日の米国市場でのハイテク株下落が重荷となり、平均株価への影響が大きい半導体関連株の一角が売られた。
午前終値は前日終値比247円99銭安の4万2640円56銭。東証株価指数(TOPIX)は16・36ポイント安の3082・55。
株価水準が高い東京エレクトロンやソフトバンクグループが売られ、全体を押し下げた。一方、非鉄金属や鉄鋼株は買われた。平均株価が20日まで2日続落した反動で割安な銘柄を買う動きがあり、取引開始直後は一時値上がりに転じた。