第107回全国高校野球選手権大会第14日は21日、兵庫県西宮市の甲子園球場で準決勝2試合を行う。公立校として唯一、4強に駒を進めた県岐阜商は69年ぶりの決勝進出を懸け、第1試合(午前8時開始予定)で日大三(西東京)と対戦。公立校としては7年ぶりの決勝進出を目指す。
【森嶋ルポ・展望】県岐阜商、〝緩急〟と〝低く強い打球〟で頂点目指せ 準決勝・日大三戦 全国高校野球選手権
県岐阜商は19日の準々決勝で、今春の選抜高校大会を制した横浜(神奈川)に延長十一回タイブレークの末、8-7でサヨナラ勝ちした。公立校としては広島商と並び2位となる夏の甲子園通算43勝目(歴代8位タイ)を挙げた。
公立校では唯一4強入りを果たした県岐阜商。準々決勝の横浜戦では、春夏連覇が懸かる強豪私学から序盤で4点のリードを奪った。終盤に追い付かれ、...