JR東日本は21日、豪華寝台列車「トランスイート四季島」のトレインクルーが飲酒を繰り返していた問題の影響で、必要な要員を確保できないため、30日出発の1泊2日コースを運休すると発表した。
JR東日本によると、運休する便は上野駅を出発し新潟、長野両県を巡るコースでほぼ満席だった。料金は1人当たり約40万〜60万円。予約客に連絡し、払い戻しの対応を取る。今後の運行については「運休しないよう最善を尽くす」としている。
飲酒問題は、JR東のグループ会社が13日に公表した。クルー6人が数年にわたり、休憩中に車内のラウンジなどで乗客に提供する酒を飲んでいた。クルーは乗務から外すなどの処分とした。