日本マクドナルドのおもちゃ付きセットメニュー「ハッピーセット」を巡り転売目的の大量購入や食品廃棄があった問題で、消費者庁の堀井奈津子長官は21日の定例記者会見で、食品ロスにつながらないよう販売方法の改善をマクドナルドに要望したと明らかにした。要望は20日。
今月実施したハッピーセットの「ポケモンカード」配布キャンペーンで、カード目当ての購入者が詰めかけ、混乱が発生。一部顧客による大量購入や食品廃棄があったとして、マクドナルドが謝罪していた。堀井長官は会見で「事業者にはキャンペーンの際に食品ロスが出ないよう工夫をお願いしたい」と述べた。