ショッピングサイトに見せかけ代金をだまし取る詐欺サイトの発見数を学生らが競う大会を愛知県警が開催し、成績優秀者の表彰が22日、県警本部で行われた。1カ月の期間で参加者からの通報は延べ1万件を超え、最多の4426件を発見した愛知工業大3年冨岡千遥さん(20)は「詐欺サイトを減らせたことを評価してもらい励みになった」と話した。サイトは、警察庁を通じて閲覧防止措置が講じられる。
サイバー犯罪対策課が企画し、同課と協力して啓発などを行う学生ボランティア13人が参加。好きな時間、場所で自身のパソコンなどを使い、延べ1万2264件を見つけた。県警は重複を除き、約7千件を警察庁に報告する。