【エルサレム共同】イスラエルメディアは24日、ネタニヤフ首相と米国のバラック・シリア担当特使がエルサレムで会談し、シリアやレバノン情勢を協議したと報じた。トランプ米政権はイスラエルとシリアの将来的な関係正常化を見据え、安全保障協定締結の可能性を探っているとされる。
イスラエルメディアによると、バラック氏はネタニヤフ氏の腹心、デルメル戦略問題相とも会談した。イスラエル軍は昨年12月にアサド政権が崩壊後、シリア南部へ侵入した。首都ダマスカスなど各地への空爆も繰り返し、地域の緊張緩和が課題になっている。