政治団体・大阪維新の会は25日、立候補時に誓約した報酬削減を実行していなかったとして、大阪府貝塚市の酒井了市長を除名処分としたと発表した。同様の理由で豊能町議を、ハラスメント行為で元八尾市議も除名とした。
杉江友介幹事長によると、酒井氏は初当選した2022年の市長選で、維新から公認を受けるに当たり報酬を削減する旨の誓約書を提出。公約で2割カットを掲げたが、実際には満額を受け取っていた。
豊能町の寺脇直子町議は21年に3選された後、報酬の大半を満額受給していた。
元八尾市議の松本剛氏は飲酒した状態で石川県の馳浩知事に面会し、厳重注意処分を受けて議員辞職した。