愛知県日進市は26日、学校内での盗撮被害防止に向け、アプリ開発企業と連携協定を結んだ。教職員や児童、生徒らが小中学校で使用する学習用タブレット端末に、裸や水着姿などの性的画像や動画を検知し、削除を促すアプリを9月から導入する。市によると、こうした取り組みは全国で初めてだという。
アプリは人工知能(AI)が不適切な画像や動画を検知し、削除を求めるメッセージを表示する仕組み。市教育委員会や学校にも、画像の撮影や削除をメールで通知する。教育現場で使われる約1万台が対象で、教員が児童や生徒を撮影する際は、この端末を原則使う。