27日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(379回債、表面利率1・5%)の利回りが上昇し、一時1・625%を付けた。2008年10月以来、約17年ぶりの高水準。

 日銀が追加利上げに踏み切るとの根強い観測を背景に、国債が売られて金利が上がった。米長期金利が上昇傾向にあることも波及して、利回りを押し上げた。