岐阜市が新たに導入する自動運転バスと同型の車両(岐阜市提供)

 岐阜市は27日、市中心市街地を定期運行する実証実験の自動運転バス「ギフハートバス」に、特定の条件下で完全自動運転が可能となる「レベル4」に対応した新車両を導入し、本年度中に定期運行を始めると発表した。中心市街地でのレベル4による自動運転は全国初。ルートは、JR岐阜駅から市庁舎までを回る約5キロの走行を予定する。

 ギフハートバスは、アクセルやブレーキが自動だが、オペレーター(運転手)が乗る必要がある「レベル2」で、2023年11月から運行している。レベル4では、緊急時や乗客への対応を担う特定自動運行主任者が同乗するが、運転はシステムが行うことになる。

 導入する新車両は、...