夏休み明けの子どもたちとの関わり方について話す中川健史さん=17日、岐阜市八代、仕事工房ポポロ

 岐阜県内の多くの小中学校は28日に新学期を迎える。夏休み明けは子どもの不登校が全国的に増える傾向にあり、夏休み前から学校を負担に感じていた子が精神的に追い詰められるケースも想定される。子どもが「学校に行きたくない」と口にしたら、家族はどう接したらいいのか。専門家は「まず落ち着いて、子どもの不安と向き合って」と呼びかける。

 岐阜市などで30年以上前から学習支援活動をしている、NPO法人「仕事工房ポポロ」(同市八代)代表の中川健史さん(70)によると、...