秋篠宮家の次女佳子さまは31日、東京・有楽町のホールを訪れ、第42回全国高校生の手話によるスピーチコンテストに出席された。開会式で「自分とは異なる背景や状況に対する理解が深まり、誰もが安心して暮らせることが当たり前の社会になることを強く願っています」と手話であいさつした。
11月に日本で開催される聴覚障害者の国際総合スポーツ大会「デフリンピック」に触れ「世界で使われている、さまざまな手話や国際手話、多様なコミュニケーションに触れることは、すてきな機会になることでしょう」と述べた。
佳子さまはコンテストを主催する「全日本ろうあ連盟」に非常勤嘱託職員として勤務する。