11日午後、東京都内や周辺で大気の状態が不安定となり、大雨となった。東京都によると、世田谷区を流れる谷沢川の矢川橋付近で氾濫が発生した。気象庁によると、レーダーによる解析で、世田谷区や港区付近など各地で1時間に100ミリを上回る雨となったとみられるとして、相次いで記録的短時間大雨情報が出た。世田谷区では午後2時36分までの1時間に92・0ミリの猛烈な雨を観測し、この地点の観測史上最大になった。
JR東海によると、東海道新幹線は、都内から神奈川県にかけての雨量計で規制値を上回り、一時運転を見合わせた。