立憲民主党の安住淳幹事長は11日、党の政治的な立ち位置について「穏健、中道、リベラルだ。戦後歩んできた民主主義や平和主義の道を絶対に踏み外さない」と強調した。自民党を中心とした政権が長く続いたとして「おかしくなっているところを抜本的に改革する」とも述べた。党本部で記者団の取材に語った。
民主党政権で財務相を務めた際、各国要人とやりとりした経験を振り返り「戦後の日本は自分だけが豊かになるのではなく、政府開発援助(ODA)で貧しい国に支援の手を差し伸べてきた。その重みを感じた」と指摘。「時代に合う、合わないではなく、そういうスタンスを絶対に忘れては駄目だ」と話した。