岐阜県は、小中学生の上級生が下級生に勉強を教えることで双方の学習意欲が高まる異学年教育について、5教科での導入に前向きな市町村教育委員会を対象に、来年度から財政支援する方向で県教育委員会と協議に入った。教員の負担を軽減するための非常勤講師の人件費や、先進校の視察、研修に講師を招くための費用などを手当てする。
異学年教育は、上級生が下級生に教えることで、自身が周囲に必要とされていることを実感する自己有用感の高まりや、学習意欲の向上につながるとされているもので、助け合いや思いやりの心が育まれる効果もあるとされる。
県未来創成局が...