ネパールの首都カトマンズで、豪雨のため水位が上昇した河川=4日(ゲッティ=共同)

 【ニューデリー共同】ネパール警察は5日、全土で降った豪雨に伴う土砂崩れや落雷で47人が死亡、11人が行方不明になったと明らかにした。インドメディアによると、ネパールと国境を接するインド東部西ベンガル州のダージリンでも土砂崩れで17人が死亡した。

 被害が大きかったのはネパール東部イラムで、土砂崩れに巻き込まれて35人が死亡した。南部ラウタハトでは落雷で3人が亡くなった。

 ネパールでは6〜9月を中心にモンスーンによる雨期が続き、土砂崩れや鉄砲水で毎年多くの犠牲者が出ている。