岐阜県と岐阜市は4日、県内37市町などで新たに計346人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週の月曜日(3月28日)と比べて91人多く、5日連続で前の週の同じ曜日を上回った。感染者は累計6万9621人となった。

 県内の新規感染者数は増加傾向が続き、3月27日から今月2日までの1週間の感染者数は計3433人で前週比1.19倍となり、6週間ぶりに1倍を上回った。県健康福祉部の堀裕行部長は「感染者数が非常に多い状況が続くと、医療への逼迫(ひっぱく)が起こり得る。ここで何とか下げていきたい」と強調した。

 新たなクラスター(感染者集団)として3件を公表し、うち2件は部活動関連だった。岐阜市や各務原市、多治見市などの高校5校の運動部では、3月末に各務原市の高校で練習試合をした生徒ら計27人の感染が判明した。県によると、各務原市の高校では県内6校による練習試合が行われた。現在、関係者の検査や調査を進めている。

 また、下呂市の高校と各務原市の大学の運動部では、練習試合で対戦した生徒ら計18人の感染が判明。このほか、多治見市の高齢者福祉施設では入所者や職員の計15人の陽性も分かった。

 拡大したクラスターは8件。終息したクラスターは1件だった。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は179.56人。3日時点の病床使用率は23.2%、自宅療養者は2430人、宿泊療養施設の入所者は652人となっている。重症者は1人のまま。