岐阜県と岐阜市は5日、県内37市町などで新たに計755人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者数は前日(346人)の2倍以上となり、3月8日以来、約1カ月ぶりに700人を超えた。感染者の累計は7万人を超え、7万376人となった。

 県内の感染者はオミクロン株が猛威を振るう第6波の影響で急速に拡大し、今年だけで5万人以上が増えた。5日発表の新規感染者は、前週の同じ曜日(3月29日)より174人増えている。県健康福祉部の堀裕行部長は直近の感染状況を「第6波が十分に減りきらないまま、再度感染者が増えてきている」と指摘。「若者の感染が主体。人の動きが活発になり、活動が再開している影響があるだろう」と警戒する。

 クラスター(感染者集団)は、新たに医療機関や保育施設、高齢者福祉施設の計4件を公表した。このうち岐阜市の保育施設では、園児やその家族ら計33人の感染が判明。同市の診療所では、患者や職員ら計6人の感染が確認された。

 拡大したクラスターは6件。うち練習試合をした各務原市や本巣市などの高校5校の運動部にまたがるクラスターは、新たに生徒ら15人が増えて計42人となった。

 重症者は1月31日以来、約2カ月ぶりにゼロとなった。4日時点の病床使用率は23.3%、陽性率は29.5%。自宅療養者は2369人、宿泊療養施設の入所者は680人。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は188.35人となった。