原子力規制委員会の審査に合格した北海道電力泊原発3号機が立地する北海道泊村周辺の共和町と神恵内村で28日、原子力関係の特別委員会があり、早期再稼働を求める地元経済団体などからの陳情をそれぞれ採択した。いずれも特別委と本会議は同じメンバーのため、議会として再稼働に同意する方針が事実上固まった。泊村の特別委が24日、同意する方針を決めていた。
北海道電は2027年早期の再稼働を目指しており、安全協定を結ぶ周辺4町村や知事の同意が得られるかどうかが焦点。鈴木直道知事や周辺町村の首長はこれまで賛否を保留している。







