26日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=156円台前半で取引された。
午後5時現在は前日比25銭円高ドル安の1ドル=156円37〜39銭。ユーロは59銭円安ユーロ高の1ユーロ=181円07〜11銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長として、トランプ米政権が国家経済会議のハセット委員長を有力視していると伝わった。市場では、ハセット氏が議長になれば積極的な利下げ路線が取られるとの見方が広がり、日米金利差の縮小が意識され、円を買ってドルを売る動きが優勢だった。
市場関係者は「米国で雇用情勢が不安視されていることもドル売りを誘っている」と話した。






