政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首=名誉毀損罪で起訴=がNHK会長宅に受信料を持参すると発言した動画を公開し、自宅周辺の警備強化を強いられたとして、NHKが約200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は28日、業務を違法に妨害したと認定、約130万円の賠償を命じた。
判決によると2024年9月、NHKが支払い督促をした複数の契約者の受信料を弁済すると主張し、拒否すれば現金を会長宅のポストに投函すると述べる内容の動画を投稿サイトに公開した。
沢村智子裁判長は、弁済を拒否した場合、街宣活動をするなどの恐れがあり、警備の手配を余儀なくされたとして、支払いを命じた。







