レーザーによるタトゥー除去の自由診療を受けた女性から現金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで告訴された徳島県の医師の男性(40)について、県警が起訴を求めない意見を付けて捜査結果を徳島地検に送っていたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。不起訴処分となる公算が大きい。11月18日付。
捜査関係者によると、徳島県藍住町のクリニックに勤務していた2021年、実際より治療範囲を狭くカルテに記載し、クリニックへの支払いとは別に計60万円をだまし取った疑いがあるとして、女性が昨年6月に告訴した。県警が関係先を家宅捜索するなどして調べていた。
男性は取材に「不起訴になると考えている」と話している。








