―2025年を振り返って。

 建築コストの高騰や金利の上昇によって、戸建て住宅はお客さまのニーズと予算との乖離(かいり)が顕在化した1年でした。その中で当社は、統一坪単価の規格住宅「スマートセレクション」とセミオーダー住宅「スマートデザイン」の提案を強化。断熱等級6やZEH、長期優良住宅など、注文住宅と同等の性能と品質を標準仕様としながらも、お求めやすい価格を実現し、ご好評を得ています。間取りプランも2600通りからセレクトでき、AIが最適な間取り選びをサポートする点も人気を集めています。

 ―特に力を入れたことは。

 岐阜市を中心に、新たな宅地開発を進めてきました。魅力あるエリアの土地確保に努め、良質な住宅地の供給を推進しています。集合住宅事業においては、事業承継の一環として、法人経営者さまに対する賃貸住宅事業の提案が、高い評価をいただいています。近年は、人手不足解消に向けて従業員満足度向上に資する社宅整備にも関心が寄せられており、入居者ニーズの高いエリアや設備によって、付加価値の高い住空間を提供していきます。

 ―好調な事業は。

 インバウンド需要の高まりが岐阜県にもおよび流通店舗事業は、高山やJR岐阜駅周辺など、人気の高い観光地や市街中心部で多くの引き合いをいただいています。加えて、東濃エリアでもリニア建設に関わる作業員の宿泊需要で、ホテルは活況です。ぜひ当社も取り組んでまいりたいと考えています。昨年10月には、高山駅前に「ホテルアマネク飛騨高山」が完成するなど、着実に成果を上げており、今後もこの需要を確実に獲得して事業拡大につなげていきたいと考えています。各圏域で幅広いご要望に応え、利便性の高い豊かなまちづくりに尽力することで、これからも岐阜県に貢献できる企業を目指してまいります。