―昨年を振り返って。
昭和100年、戦後80年という節目に立ち、大学としてさまざまな発信をいたしました。6月には大野町、揖斐川町、池田町の3町長をお迎えし、「地方自治は民主主義の学校-今こそ市町が抱える諸問題を語り合う」と題するタウンフォーラムを開催しました。そして秋の公開講座では、齋木昭隆元外務事務次官、角茂樹元駐ウクライナ特命全権大使の両氏をお招きして、激変する世界情勢を学ぶ機会を提供したり、シンガーソングライターの八神純子さんと本学吹奏楽部とのウクライナ支援チャリティーコンサートを開催し、市民の皆さんとともに平和の意義について考えました。国際社会の潮流を、少しでも感じていただければ、と思っています。
―学生教育の現状は。
学びの成果の可視化という点では、歯科医師、看護師、歯科衛生士といった国家資格の取得において高い合格率を維持し、卒業生の多くがそれぞれ地域医療に貢献をしております。また昨年4月に新設した救急救命学科には事前の予想を上回る多くの受験生が集まり、ここ東海地方での4年制大学での専門的な学びに対して高い期待が寄せられております。さらに、昨年末に発表された公認会計士試験では経営学部の現役学生11人が合格を果たし、総勢81人が夢をかなえております。
―医療環境については。
昨今のエネルギーコストをはじめとする物価高、そして医療関係者の待遇改善に伴う人件費増により、本学のみならず全国の医療機関の経営が厳しさを増しております。しかしながら、本学は医育機関として変わることなく質の高い医療を提供してまいります。
―今年の目標をお聞かせください。
国際未来社会で活躍し得る視野の広い人材の育成に努めてまいります。本年もご理解とご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。










