―2026年は節目の年になる。

 当金庫は今年6月8日に創立100周年を迎えます。昨年100期目に入ったことから、既に2年計画で記念事業を展開し始めました。若いメンバーでプロジェクトチームを立ち上げ、ロゴやキャラクターも一新しました。認知度が高まるとともに取引も増え、この勢いで次の100年の礎となるよう、預金も融資もしっかり増やしていきたいと思っています。

 ―業務で力を入れていることは。

 信用金庫には地域課題の解決に向けた取り組みが求められています。飛騨地域にも人手不足や事業承継が課題になっている企業は多く、そうした地域の企業を守っていかないとますます人口が減ってしまいます。

 当金庫が事業承継やM&Aに力を入れていることについては、評価をいただいており、浸透してきていることを実感しております。地域に根差しているからこそ情報が集まるので、いまも複数の案件が実現に向かっているところです。また、新規起業のお手伝いも大切です。起業マインドの高い若者や女性の創業相談が増加しており、立ち上がりだけでなく、その後も長くフォローできるよう努めております。

 ―2026年の展望は。

 景況感を聞くと活気はあり、訪日外国人観光客の増加を受けて宿泊業等は好調です。一方で厳しい業況の事業先については、伴走型の金融支援に加え、販路開拓などの本業支援に積極的に取り組むことで、地域金融機関としての強みを発揮することを目指しております。

 ―将来に向けての取り組みは。

 顧客の年齢別構成ではシニア層が多いので、次の100年に向けて若年層などにも裾野を広げ、人生のさまざまなタイミングで信頼関係を築き、対面して相談できる、一番身近な存在でありたいと思っています。