-昨年はどんな年でしたか。
昨年7月までの第29期は過去最高の売り上げ・利益を達成し、飛躍の年となりました。美容・ヘルスケア商品「タフシロン膝サポーター」、アジア人の骨格と質感を再現した手術練習用「タナックボーン」など、これまで注力してきた自社オリジナル製品が高い評価を受け、大きな成果につながったと感じています。また、8月には創業者である父が会長に昇任し、私が後任として社長に就任しました。今後も引き続き双頭体制のもと、事業発展に尽力してまいります。
-新たに着手したことは。
岐阜大学医学部と連携したタナックボーンの研究プロジェクトは、昨年6月に国のGO-Tech事業に採択され、よりリアルな骨の再現に向けて動き出しています。また、同大医学部看護学科と椙山女学園大学生活環境デザイン学科の先生方とともに、当社では初の介護用品を開発。自宅介護を支える「介護用洗髪槽 CARE GEAR」を製品化し、グッドデザイン賞を受賞しました。
近年、試作の受注実績が増加している航空宇宙産業や、自社配合のシリコーン「タフシロン」を用いたロボットグリッパーが高い評価を受けているロボット分野とともに、今回の介護商品も新分野展開の新たな柱となればと期待しています。
-2026年の抱負を。
年明けから新たな中長期経営計画がスタートし、今後はベテランと若手の力を融合させ、革新的な試みを進めていきます。その一つとしてDX推進委員会を発足し、働きやすい環境づくりに向けた業務効率化を推進します。
また27年2月には、日本初の模擬骨専用工場を岐南町に新設予定。現在、生産能力を高める量産化技術を確立し、納期短縮やコストダウンを実現することで、競合他社との差別化を図り海外展開を視野に邁進していきます。










