―昨年を振り返って。
今年で5年目を迎え、順調に経営できています。最高の治療ができる最先端の医療機器を備え、全国からドクターも集まる質の高い病院だと認められています。がんの治療においても最新の陽子線治療に加え「温熱療法(ハイパーサーミア)」、「高気圧酸素療法」、患部に近い動脈からカテーテルを通して抗がん剤を投与する舌がんの「動注療法」など、今できる全ての治療法を網羅しており、がんセンターに匹敵する陣容です。これらの治療法をミックスさせることで、非常に効果を出すことができます。地域に質の高い医療が提供できていることに喜びを感じています。
―がん以外でも新たな治療装置や治療法を積極的に導入されています。
パーキンソン病による手の震えに対してMRI(磁気共鳴画像法)と併用して頭に穴を開けることなく脳を治療する「集束超音波治療(FUS)」が始まり、1年間で60件を突破する見込みです。心房細動に電気ショックを利用した「パルスフィールドアブレーション(PFA)」、腰椎疾患に切開範囲が狭い「2孔式内視鏡下手術(UBE)」の実施が始まりました。共通するのは体へのダメージが少なく合併症のリスクも抑えられる低侵襲(ていしんしゅう)の方法であること。施術後の経過も順調で、海外からも評判を聞きつけて受けたいという患者さんもあります。
―新年の抱負をお願いします。
地域の中核病院としての責任をより一層果たしつつ、もっと国際展開をしていきたいと考えます。昨年12月には台湾で最大規模の医療科技展に日本の医療機関として初めて出展しました。最新の医療施設であることをアピールすることで、日本で治療を希望する患者さんを受け入れていきたいです。ミャンマーや中国など海外からの医療人材にも活躍の場を広げており、国際的な医療水準の向上などプラスの効果が生まれると期待します。










