―2025年を振り返って。

 当社はここ数年、情報サービス事業、収納代行サービス事業ともに従来の延長だけでは成長が見込めず、転換期を迎えています。企業はデジタル人材の内製化を加速させていますが、次世代インターネットのWEB3や人工知能(AI)の分野などの先端技術でリードしていくことが求められています。もう一度、成長軌道に乗せるための準備をした年になりました。

 ―ステーブルコインのプラットフォーム構築に力を入れている。

 WEB3の分野で将来はステーブルコインが注目されていますが当社では全国のコンビニなどで構築した収納代行サービスの基盤に、ステーブルコインの決済インフラの提供を目指しています。さまざまな通貨のものが国内外で発行される可能性があるので、どのようなインフラがいいのか見極めながら取り組んでいます。実現までには最低1、2年はかかると見込んでいますが、加盟店と利用者がメリットを共有できる形になるよう、一緒に納得いくものを立ち上げたいと考えています。

 ―昨年11月にスタートアップの㈱Unyte(東京)を子会社化した。

 20代の若者が立ち上げたベンチャーに初めて投資しました。彼らは非常に優秀で、あのモチベーションはわれわれにはない。価値を生む合併・買収(M&A)にしたいと考えています。

 ―今年の抱負を。

 改革を断行します。事業環境が変わる中、われわれ自身の組織や制度の大胆な改革が急務です。現在当社では、本部長、事業部長、部長、課長と階層があるところ、1月から本部を再編、課は撤廃し、組織をフラットにします。管理のための間接業務をなくし、組織を横断的にみる部署を新設し、営業マンは全社の商品を扱えるようにします。お客さまのニーズ、課題は多岐に渡ります。提案力を徹底し強化します。活力ある組織になるよう再設計します。