―昨年を振り返ると。

 主軸であるキャンピングカー事業では、2022年から正規ディーラー販売を行っているフィアット・デュカトの販売台数が、アジア太平洋地域において弊社が1位となった実績が認められ、最優秀ディーラーアワードを受賞しました。日本のキャンピングカー市場の成長と、デュカトの高いポテンシャルが合致した結果といえます。

 イオンモール土岐内のアンテナショップリニューアルを行い、キャンピングカーの展示台数を拡大しました。グループ会社のカー用品コーナーも新設し、より“楽しめる店舗”へ進化させました。好評のレンタカーサービスにはデュカトベースの新モデルを2種類追加し、ユーザーの選択肢をさらに広げています。こうしたキャンピングカー事業と並行して、BtoB・BtoG領域を担う新部門「TFME事業部」も始動しました。長年培ってきた設計力と技術力をもとに、災害支援車両、移動型医療設備、モビリティオフィスなどの開発を推進。「もう一つのトイファクトリー」として、多種多様な社会課題の解決に取り組んでいます。 

 ―防災面の取り組みについては。

 災害時に多目的に活用できる防災車「マルモビ」は各地で広がりを見せ、昨年は各務原市、美濃加茂市、可児郡御嵩町などに納車およびパートナーシップ協定を締結しました。神奈川県開成町や徳島県阿南市など県外への納入も進み、地域を越えた相互支援体制の構築に貢献しています。さらに、日本総代理店を務めるスイス製の「水を使わないトイレ」クレサナが記録的にヒットしました。キャンピングカーはもちろん、花火大会や災害現場など幅広い場面で活用が進んでいます。

 ―最後に新年の抱負を。

 キャンピングカーはもちろん、新たなモビリティーを生み出すことに挑戦していきます。また、国内だけでなく、海外にも積極的に進出していきます。