-昨年を振り返って。

 地域の皆さま、事業者にとって、自然災害は言うまでもなく大きなリスクです。当社では「お客様や社会の“いつも”を支え、“いざ”をお守りする」をパーパス(企業の存在意義)に掲げています。地震や火災、台風、そして近年では大雨へのリスクが高まっている中、実際に昨年、県内では複数回にわたって記録的短時間大雨情報が発表されました。これらのことから昨年は、このパーパス実現への思いをより強くした1年となりました。

 -地域との関わりについては。

 地域に密着した販売代理店の存在は大きな強みです。代理店とは、日頃の保険に関するやり取りだけでなく、県内の小中学校で防災に関する授業を行っており、本年度は上半期だけで46校を訪問しました。

 岐阜の将来のリーダーとなる人材を育成しようと行っている「県創生研鑽(けんさん)会」は9回を数え、これまでに300人近くにご参加いただきました。本年度は県内企業の職員と岐阜大学の学生が地方創生をテーマに意見交換を重ね、県への提言に取りまとめました。異業種交流の機会にもなっていますので、今後も継続していきたいです。

 事業者向けには、事業継続計画(BCP)の策定のお手伝いをしている他、健康経営の支援も行うなど、さまざまな切り口から県民の皆さまに寄り添わせていただいています。

 -今年の抱負をお願いします。

 時代を取り巻く環境が変化しても、パーパスは不変です。パーパスの実現には、多様化・複雑化しているリスク、社会課題を正確に把握することが出発点で、皆さまの大きな期待に応えていくためには保険の提供はもちろんのこと、災害や事故の未然防止、何か起きた際の早期復旧や再発防止への支援も含まれます。保険の「事前」領域と「事後」領域での事業拡大に岐阜支店一丸となって取り組んでまいります。