-昨年を振り返って。

 昨年7月に創業70周年を迎え、お客さまや取引先の皆さまへの感謝を再認識し、100年企業を目指してスタートを切った年になりました。4月には新たな中期経営計画もスタートし、各事業の収益性向上のための構造改革を始めた1年でした。

 -市場環境はどうだった。

 病院関連事業は医療機関や介護施設に対する価格転嫁は難しい状況ですが、医療介護業界の人手不足が続く中、特定技能外国人材の紹介事業の需要は高まっています。寝具・リネンサプライ事業は宿泊単価の上昇で価格転嫁が進み、シルバー事業は福祉用具の需要が安定して伸びています。調剤薬局事業は医療DXにより、患者サービスの質の向上や業務効率化を進め、リースキン事業は企業の経費削減の影響で少し厳しい状況です。

 -その中で注力したことは。

 新中計で掲げている五つの基本方針のうち、収益性を上げることと、グループシナジーの最大化に特に取り組みました。グループシナジーでは、たんぽぽ薬局の店舗を活用したシルバー事業の出店を進めたり、病院関連事業本部とトーカイフーズが連携して完全調理済み食品の営業を行ったりしました。

 -今後の課題は。

 新規事業の創出です。中計でも触れている介護予防や未病改善につながるようなサービスで新規事業の種を見つけて、しっかり育てていきたいと考えています。着実に形あるものにしていかなくてはいけません。

 -2026年の抱負。

 まずは、新規事業の種をしっかりまく1年にしたいと考えています。社内では社員の声を直接聞いたり、会社の考えを伝えたりするタウンホールミーティングを計画しています。現場の声を拾い上げ、新しいサービスを生み出すことにつなげていきます。