―2025年はどんな年でしたか。

 インフレの顕在化によって資産防衛への意識が高まり、貯蓄から投資への動きがさらに加速した1年でした。4月のトランプショックで株価が大きく下がった際も、お客さまの冷静な対応が多く見られ、資産運用へのリテラシーが醸成され、中長期運用が定着したことを実感しています。

 ―力を入れてきたことは。

 当社は24年に営業部門を「ウェルス・マネジメント部門」と改称し、資産運用だけでなく事業承継や相続など、包括的に資産管理を支えることに注力してきました。お客さまにもその姿勢が伝わり、承継や相続のご相談が増加しています。その中で、より気軽にご相談いただけるよう、リモート相談を積極的に活用し、県域が広い岐阜県においても、迅速かつ効率的なサポートにつなげています。

 ―地域貢献の取り組みは。

 近年、若年世代でもお金のトラブルに巻き込まれるリスクが高まる中、当社は地元の学校で金融リテラシー教育を継続的に行っています。高校では業界や企業を調べて、10年後の企業の成長を検討する授業を行ったほか、夏休みには小学生向けに、ゲームを通じてお金や為替の仕組みを学ぶ勉強会を実施しました。また4月には、ぎふワールド・ローズガーデンで開催した岐阜県交響楽団のコンサートに協賛し、多くの方に癒やしと健康につながる時間を提供しました。

 ―26年の抱負を。

 最近はインターネットを利用した詐欺などのトラブルが頻発しています。その中で、すぐに担当者に相談できる安心感を提供し、不安や悩みを解決する伴走支援に努めていきます。世代交代が進み、受け継いだ資産の運用や企業価値向上への関心が高い若い世代の経営者も増えています。そうした次世代の経営者のサポートにも、全力を尽くしてまいります。