-昨年を振り返って。

 市場環境は引き続き厳しく、気候も予測しづらい1年でした。そうしたことを織り込んだ経営の重要性を再認識しました。ただ社内では、組織人事の変更もあり店舗の運営や仕入れ、マーケティング、EC(電子商取引)などの会社の収益を生み出す柱となる人や、店舗スタッフの雰囲気が変わってきて、変化の兆しが見えた1年でした。新しいリーダーのもと、社員やアルバイトの実力が引き出されはじめており、会社が成長していけると実感しました。

 -その中で注力したことは。

 一番力を入れたのは既存店への投資です。内外装の修繕やレイアウトの刷新など、ニーズに合った売り場づくりを行いました。また人材投資では、研修などの機会を増やすことで接客力を強化し、既存店の売り上げは前年に比べて伸びています。EC事業の売り上げも200億円弱まで伸び、新しく始めたリユース事業も順調にきています。

 -2026年に力を入れることは。 25年の延長で、店舗や人材への投資、新たなサービスを大切に成長させていくといった基本を徹底したいと思っています。今あるものに投資して、サービスの質を上げていく。それがパフォーマンスの向上につながると考えています。嗜好(しこう)品に対しての消費は厳しくなると思っているので、価格訴求品の投入量も増やしていくつもりです。しっかり品ぞろえをし、各メーカーが出す新商品を適正価格で販売するという組み合わせを変わらずやっていきます。

 -今年の抱負を。

 今年は50周年、節目の年となります。お客さまや地域社会に貢献していくためには、まずは社員・アルバイトが楽しさや幸せを感じられないと、そういうサービスが提供できない。社員・アルバイトが毎日幸せに仕事ができる、そういう1年にできれば、やることは明確に決めているので、結果はついてくると思います。