-2025年を振り返って。

 主力資材の原紙だけに留まらず、包装資材の高騰・人件費や光熱費の上昇により、本来であれば価格改定をお願いしたいところではありましたが、小麦・油脂・卵・砂糖等の材料高騰で主要お取引先の製菓製パン業界の環境も一段と厳しい状況であることを熟慮した結果、価格を据え置くことを決断しました。このような状況下にも関わらず、幸いにも弊社はお客さまに恵まれ、良品質な製品と納期遵守が評価されて、多数の新規案件をいただき、成約に結び付いた1年間でした。

 -経営をしていく上で心掛けていることは。

 一番は「好きになる」ことです。仕事も社員もお客さまも「好き」が増えると楽しくなります。悪い所より良い所を見つけることによって社員を褒める機会が増え、社員のやる気が増していくのを肌で感じています。先入観を持つことなく「好き」になることの大切さを社員に伝えています。製造に関して言えば『社内クレーム』という言葉を最重要事項として全社員に指導・教育をしています。不具合製品を社内で発見することで、お客さまへの不具合品流出を事前防止することにより信用と信頼につながります。弊社では入社後に製造現場研修を行っていることから、各工程の流れを把握していますのでお客さまから納期の相談を受けても即座に返答ができることが弊社営業の強みと言えます。そして、「良品」「納期遵守」の徹底は絶対です。それ故にお取引先さまから「平野紙器に任せれば絶対安心だ」と多くのお褒めの言葉をいただけています。

 -今年の抱負をお願いします。

 創立75周年を機に、支えてくださった皆さまへの感謝を胸に、社員一丸で信頼ある製品・サービスの提供に努めます。地域との共鳴を大切にし、持続可能な価値創造を通じて社会との連携を深め、さらなる飛躍の年とします。