-教育現場における新たな動きは。

 近年、小学校の低学年において通知表を廃止する学校が出てきています。岐阜県内でも、2025年度から小学1年生の通知表を廃止し、2026年度は2年生にも拡大する自治体があり、今後もこうした動きが広がっていくことが予想されます。この背景には、通知表の評価が子どもに与える影響への教育的配慮や、通知表を作成する教師の働き方改革に向けた負担軽減などが挙げられます。

 -この状況を受けた取り組みは。

 通知表を廃止した学校では、代わりに保護者との個別懇談を行い、子どもの様子を共有する動きが見られます。そこで当社では、面談用の資料作成をサポートし、学習と生活の両面から子どもの成長を伝えられる「まなびレポート」を開発しました。最大の特徴は、子どもたちが自分の学びや成長を振り返る「成長力アンケート」を実施し、教師だけでなく子ども自身が頑張ったと感じたことを評価に反映する点です。これにより、目標設定力や自己調整力など、生活面の成長や改善点も見える化できます。アンケートは、ウェブ上で回答・集計できるため教師の負担も少なくなります。また、学習面でもテストの得点集計ソフトと連携し、二次元コードで個々に合ったデジタル問題を出題するなど、フォロー機能を備えています。

 -まなびレポートで目指すことは。

 まなびレポートで、子どもの頑張りを可視化して伝えることで、保護者の理解や子どもの自己肯定感を深めることができます。学びの多様性が重要視される中、個々の得意分野を知ることで、子どもたちの豊かな学びや成長につながればと考えています。今後も、こうした新たな教育の変化を早期に掴み、教師の働き方改革に資する商品・サービスを提供することで、学校現場に貢献していきます。