―昨年を振り返り。
大橋会長 本社薬局では全自動化が実現し、ボタン一つでお薬を準備できる体制が整いました。業務の効率化だけでなく、安全性や安定供給の面でも大きな前進だったと感じています。加えて、防災への取り組みも大きな柱となりました。本社隣接地を購入し、昨年4月には井戸を掘削。さらに、本社全体の非常用電源として発電システムを整備し、災害時にも事業を継続できる体制を構築しました。
大橋社長 防災の具体的な行動に踏み出した背景には、2年前の能登半島地震があります。現地に派遣した当社薬剤師から、温かい飲食物を求める声が多かったと聞きました。この経験を受け、昨年4月にキッチンカーを導入。災害時には飲み物や食事を提供できる体制を整えました。コンセプトは「医療人として使えるキッチンカー」です。
―同社が力を入れていることは。
大橋会長 SNSの活用です。オンライン服薬指導の体制はすでに整っており、対面で培ってきた調剤薬局のノウハウを、オンラインでどう伝えるかが課題です。
大橋社長 当社の薬膳を生かし、SNSを通じて全国に名前を広め、会社としての価値を発信していきたいです。将来的には全国にファンをつくり、「この会社が手掛けたお薬なら使ってみたい」と思っていただける存在を目指します。
―今年の抱負を。
大橋会長 引き続き、防災とSNSの活用に注力し、地域医療の次の形を模索していきます。
大橋社長 春先にはECサイトを開設予定です。それに合わせて、美容と健康に特化したお茶などオリジナル商品の開発も進めています。販路拡大と商品開発を両輪に、スタッフと共に新たな挑戦を始めていきます。










